小さな自己投資が未来を変える──”かっこいい背中”を見せたいあなたへ

こんにちは、ケトです。今回は、ポッドキャストで話したテーマ「小さな自己投資」について、エビデンスに基づいてさらに深堀りします。

僕は子どもにいつまでも「かっこいい」って言われたい。その「格好いい」はいずれ、尊敬に変わると思っています。容姿・学歴・お金。まず先に思い浮かぶ言葉たち。
ただ、それは持っているけど「今をだらけている、怠けている人だったら?」子供たちにはどう見えるだろうか。そう思うと、一番は迷っても、転んでも立ち上がって挑戦する姿。

これが「一番かっこいい」ことではないか。
そう考えました。あなたはどう思いますか?

でも、子どもが物心をついてからスタートでは遅すぎます。今までのあなたも見ているから。だから、気付いたとき、今から始めることが何よりも大事だと思います。

だとしたら、日々の習慣がすべて。息子たちに「かっこいいパパやママ」と言われたい。そのために挑戦し続ける背中を。でも、忙しいし、まとまった時間なんて取れない。そんなあなたこそ、今日の話が役立ちます。


なぜ「小さなゴール」がいいのか?──科学が教える“習慣”の真実

まず押さえておきたいのが、「人は大きな変化より、小さな一歩を繰り返す方がうまくいく」ということ。ロンドン大学の研究では、新しい習慣を身につけるまで平均66日間必要だとされています。しかも、毎日完璧にやらなくてもOK。大事なのは“繰り返すこと”なんです。


Step1:超シンプルなスモールゴールを作る

✅ まずは”1回”だけやることから

  • スクワット1回
  • 本を開くだけ
  • 教材の動画を検索するだけ

「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、これは行動心理学で言うフリクション(面倒くささ)を限りなくゼロにする工夫です。脳は選択肢が多いと動けなくなります。「筋トレ何しよう?」と悩む暇があったら、スクワット1回で十分です。


Step2:既存の習慣にくっつける──ハビット・スタッキング

✅ こんなふうにやってみよう

  • 歯磨きしながらスクワット1回
  • 子どもと遊ぶ前に腕立て1回
  • コーヒー淹れたら読書スタート

これは『アトミック・ハビット』という世界的ベストセラーでも紹介されている習慣化の黄金法則です。


Step3:行動の”きっかけ”を明確にする──実行意図(If-Then)

✅ こんなふうに書いて貼ってみよう

  • 「歯磨きしたらスクワットする」
  • 「子どもが寝たら1ページ読む」
  • 「風呂に入ったら英語の音声を流す」

研究では、こうした”If-Then”ルールを決めることで行動率が約2倍になることが報告されています(Sheeran & Orbell, 1999)。


Step4:あえて中途半端で終わらせる──ツァイガルニック効果

「途中で終わると気になる」というあの心理、正式にはツァイガルニック効果と言います。

✅ こんな工夫ができます

  • 読書はキリの悪いところで終わらせる
  • 動画を途中まで見て止めておく
  • メモだけ書いて、次に何するかだけ残す

こうすることで、自然と「続きが気になる→またやる」状態が生まれます。これは習慣化に強力に効きます。


Step5:自分の”らしさ”に合わせて進化させる

どんなに良い方法も、あなたに合わなければ意味がありません。たとえば僕は、

  • ジムに通うのは難しかったけど、自宅での1回スクワットは続いた
  • 毎日同じ時間に読書はできないけど、音声で聞くのは続いた

こんなふうに**「やりたいけど続かなかった」ことを、どうすれば“続く形”にできるか?**という視点を持つことが重要です。


まとめ:今日からできるチェックリスト

やること内容
スモールゴール設定1回だけやる内容を決める(例:スクワット1回)
習慣とセットにする既にやっている行動にくっつける(例:歯磨き中)
If-Thenルール化紙に書いて貼っておく(例:「風呂後→読書」)
あえて途中で止める続きが気になる状態を作る
自分流にアレンジ「どうすれば楽に続けられるか?」を考える

今僕たちで手にする端末で発信している人たち(インフルエンサー)も日々、小さなことを積み重ねているだけなんだと思います。

息子たちが「パパみたいになりたい」と思ってくれる大きくなっても「真似をしたい」と思える父親でいたい。あなたもそう感じてもらえたらこの記事を書いて良かったと本当に思える日になります。

あなたもぜひ、僕と一緒に一歩を踏み出してみてください。


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